京王新労組とは

  1. 京王電鉄およびグループ会社やバス事業に携わる労働者で組織されています。
    誰でも一人でも加入できる労働組合、全日本建設交運一般労働組合の組織です。
  2. 公共交通の最大の使命である安全を求めて運動しています。
  3. 地域の労働者や民主的な組織と連携して、国民生活を守るために奮闘しています。
  4. 労働者の地位向上のためにバス労働者を中心に連携して活動しています。

京王電鉄が2000年に過去最高利益を更新する中でのバス部門分社化、大幅労働条件の切り下げを提案しました。その中で既存の労働組合が一部提案を修正して合意をしてしまったことから、労働者が立ち上がって2001年11月に結成された労働組合です。

ごあいさつ

京王電鉄がバス部門を分社化して労働条件を大幅に引下げる計画を2000年4月に発表し、2001年11月に京王電鉄労働組合が臨時大会でこの分社化を受け入れることを多くの労働者の反対を押し切って決めました。この大幅な労働条件の低下は公共交通の安全を脅かすものであると反対する労働者が、京王新労組(建交労・東京都本部バス関連支部)を2001年11月14日に結成しました。

それ以後、京王新労組はバスの安全を守るために、多くのバス労働者や他産業の労働者と運動を重ねて現在に至ります。

他のバス会社も分社化を行い、労働条件を切り下げてきました。しかし、そのことにより京王のみならず、運転者の健康に起因する重大事故が起きています。私たちが危惧してきたことが現実のものとなり、バスが安全な乗り物ではなくなってしまいました。
最近ではこうした労働条件の切り下げにより運転士を募集しても集まらない産業と化してしまい、分社化して労働条件を切り下げる施策が破綻してきています。少なくないバス資本が分社した子会社を吸収合併する動きも出てきています。私たちが訴えてきた運動が正しかったことも明らかになってきています。

私たちはこれからも組合結成理念である公共交通の安全、働く者の安心を求めていきます。是非ご一緒に公共交通の安全を守って行こうではありませんか。なお、京王新労組はバスの仲間が結集する組織として、組織的に正式名を全日本建設交運一般労働組合東京都本部バス関連支部と名称を変更しました。

執行委員長 佐々木 仁

組合役員

  • 副委員長 江田 泰 (2001年組合加入)
  • 書記長  藤山 仁志(2001年組合加入)

概要

名称 建交労東京都本部バス関連支部京王新労組
代表者 佐々木 仁
組合員数 14人
住所 〒184-0004 東京都小金井市本町5-3-31京王バス小金井(株)気付
TEL 03-3820-8644 (建交労東京都本部)
営業時間 9:30~17:30
定休日 土日

年表(PDF)
京王新労働組合の歴史